October 28, 2009

ライブをやる方に、お薦めの本


ライブ上達100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集ライブ上達100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集
著者:いちむら まさき
販売元:リットーミュージック
発売日:2009-09-24
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ご無沙汰しております。ブルーズマンです。
約4か月ぶりの投稿でございます。ありがとうございます。

さて、相も変わらず、わたくしめは、昼間は三線・三味線の販売、夜は週に1,2度の割合でライブのサポートをやっております。そのほとんどが、片山恵理のライブですが。。。

さて、久々のエントリーでは、最近私がとても共感した教則本があり、それについて紹介してみたいと思います。久々のBluesman Recommendです。

ライブをやる方には、是非ともお薦めしたのがこのいちむらさんの本。これは、バンドの方も、弾き語りの方も、はたまた沖縄民謡のライブをやる方も、ジャンルを問わずお薦めできる本です。

この本には、ライブをする上で、準備しておきたいことや、知っておきたこと、さらには心構え等が書かれています。私もお仕事として、お金をいただくライブをここ数年関わることになり、まさにライブを運営していく中でいろんなことを学びました。この本には、私が学んだことも含め、実に「うん、そうだそうだ!こういうことが大事なんだ」と、とても共感出来ることが書かれていて、毎日のように目を通しているほどの書籍なんですね。

100の項目のうち、しょっぱなの1項目の


“はっきり言って演奏力は二の次です”


という文章については、ほんとうにその通りだと思います。
ライブに際しては、それまでの宣伝だったり、あるいはお客様とのコミュニケーションだったり、さらには曲間のMCだったり、そして音響周りのこと、とかくトラブルへの対処等は、しっかりと準備して、勉強しておかないと、いざという時にライブそのものをぶち壊す結果になります。
そんなときに、周囲の人たちのせいにも出来ませんし、ましてや自らが出演するライブなのですから、自身が責任をもって成し遂げていかなきゃいけないわけです。

著者のいちむらさんの本書中のコラムによると、31歳になって初めて音楽だけで食べていけるようになったとあります。それまでは、トラックの運転手からレストランでバイトしたりと、ありとあらゆるお仕事を掛け持ちでしていたとのこと。
でも、こういう経験が、ライブをはじめ音楽家としての仕事に役にたっているとも書かれています。

これは、けして自分の音楽の内容だけでなく、大きいのは、お金のことだったりそういうビジネス面でのことも含まれていて、確かに音楽の内容は二の次というフレイズは的を得ていると思います。

私達も、日々ライブに向けていろいろな準備をしています。
ブッキングから宣材の作成、さらには、メルマガの配信。
そして、会場にあった機材の準備。何が必要で何が要らないか。。
さらには、セットリストの選定。ここには、その会場ごとに日々いろんな要素が絡んできます。たとえば今度の○○のライブでは、○○さんが予約していて、この方のお誕生日が近いから、サプライズソングを仕込もう、というようなこともあるわけですね。

やはり、お客さんがいるからこそのステージ、ライブであって、ちゃんといい音で聴こえているか?、あるいは、しっかりと宣伝して予約は順調にはいっているかどうか?
こういうことの方が、はるかにライブ活動においては重要なんですね!!

こういうことも踏まえ、この本にはあらゆる要素、事柄において、ライブについての心構え、知識等が網羅されている良書だと思います。

プロ・アマ問わず、ライブをやる方にはほんとうにお薦めの本です!!


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July 03, 2009

さらばGibson。。。また逢おう。。。 5

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またまた久しぶりの投稿となってしまいました。。。。
さて、さて、前回の更新からいろいろとありました。その中でも、このブログ上でも何度も登場してきた、1969年製のギブスンEB-3(写真左)を先日手放しました。

私にとって、このベースはいうまでもなく学生時代から憬れた、Creamのジャック・ブルースの相棒だったことが、私にとって、長年このベースに対してのこだわりというか、執着というか、そのような思いが、幾度となく、この手の楽器に導かれたことはいうまでもないわけです。

昨年には、初めて生で、ジャック・ブルースも観ました。青山のブルーノートでした。今の彼は、ギブスンではなく、ワーウィックのフレットレスがメインで、もう20年近く彼の相棒なんですね。。。この時も、このベース1本でした。。。

このライブを観て、今の私のやっている音楽とだいぶ離れてしまっているような気もしました。音楽は、人間のやる生業なので、やっぱり変わっていくものですね。彼を目指してベースをやってきたのに、今はなんとなく、違う音楽を演奏しているというか。。。。

なんとなく、このベースへのこだわりが軽減したのが一つの背景で、先月末、ちょっと身銭が必要になったので、2年前に購入した新大久保のビンテージ屋さんで買い取ってもらいました。

けして、音が気に入らなかった、とか、そういうわけではありません。手放す直後まで、ブルージーで渋い音を鳴らしていました。。。。

私なんかよりも、もっといいベーシストの方にもらわれていくことも、このギブスンにとってはいいと思い、気持ちよく手放しました。買取金額もありがたかったです。。。

しばらくは、このEB-3には自分自身のベクトルは向かないような気がします。それほど、気持ちが離れたのもあるし、これまたさみしいもんですね。。。

現在のベース所有は4本。人生で初めて買った、フェンジャパのジャズベース(フレットレスに改造)、そして人生2本目のオーヴィルEB-3(写真右)、6年前のプレシジョン・アメデラと、最近仕事の絡みで導入した、Rob Allenのフレットレス(下の写真)ですね。。。。

男は、こだわりを捨てて、シンプルに生きたい!!
今の私の心境です。。。。

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さて、長らくこの、ブルースマンのブルージーな話を読んでいただきましてありがとうございました。ここ数年は忙しさにかまけて、すっかり筆無精になりました。

この更新をもって、このブログの更新を一旦終了いたします。
読んでいただいた全ての方々に。。。
ほんとうにありがとうございます。

更新終了後もサイトは開けた状態にしておきますので、お時間がありましたら是非とものぞいてください。よろしくお願いします。

今後は、仕事でブログを書いていかなくてはならないので、そちらの方も皆様に是非とも読んでいただきたいです。まだどのようなものにするかは決まっていないのですが、三味線関連のもので、いろいろと紹介していきたいと思います。その際はまたこのブログ上に書かせていただきますね。。。

また、このブログを再開するときは、ギブスンのEB-3をよたび!!手に入れた時かもしれません。。。

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みなさま、ほんとうにありがとうございました!!



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May 06, 2009

シャッフルについて

またまた久しぶりの更新となりました。
近頃は、片山のライブも週一のペースがここ何ヶ月間か続いていて、いろんなお客さんに囲まれて音楽を演奏する機会に恵まれて、とても光栄で幸せこのうえない日々を送っております。

ライブは、2部構成が多く、前半後半それぞれ40分〜60分をこなしていて、計2時間近く演奏をしています。私は、アコースティックギターとベースギターを交互に持ちかえながら、スロウな曲やテンポのある曲等をバッキングしているのです。

もう4年ほど前ですが、平井のあるとべんりの周年記念ライブにベーシストとして出演するためにリハーサルや個人での練習に追われていた日々がありました。この時に、運指側(左手)の小指が腱鞘炎になってしまい、痛みとともに動きが円滑でなくなってしまた事がありました。あれから年月が過ぎ、あの時よりも演奏する機会は増えているものの、フィンガリング側の手指が痛むことはなくなりました。これはおそらく、フィンガリングはあの頃よりも複雑ではないのだと思います。

実は、最近は、ピッキング側(右手)の肘や腕などの筋が慢性的に張るようになりました。時折鈍痛も伴っています。

この原因は、明らかに沖縄民謡の独特のリズムで、カチャーシー等に頻出する早弾きと呼ばれる曲でのバッキングだと思います。
これは、いわゆる3連中抜きのいわゆるシャッフルというリズムに近いもので、私ももともとブルーズミュージックを主に演奏してきたので、この音楽要素をマッチングさせるのにはとても好都合だったわけです。

しかしながら、デルタブルース等のシャッフル(しばしばウォーキングベースと呼ばれますね)に比べると、唐船どーい等のカチャーシー定番曲のシャッフルは明らかにテンポが速いと思います。

このテンポの速さに、私自身がまだ耐久できていないということでしょうか。今日のエントリーではこのシャッフルについて書いてみようと思います。

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私がまず、ブルースのシャッフルをしかと認識したのは大学時代にバンド活動を始めた頃でした。当時クラプトンの有名なグラミーアルバムのこれ↓


Eric Clapton: From the Album Eric Clapton Unplugged
Eric Clapton: From the Album Eric Clapton Unplugged
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このアルバムまるまるのバンド譜で、2曲目のBefore you accuse meという曲のギタータブ譜で、、、、、、

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April 24, 2009

ジョン・ハモンド



表題には付いていませんが、正式にはジョン・ハモンド・ジュニア。
彼の父親は、コロンビアの有名なプロデューサーで、ロバート・ジョンソンからボブ・ディランまで手掛けた、アメリカンミュージックの重鎮。

最近はYou Tubeで音楽の受け取り方がすっかり変わりましたね。

検索窓に見たい・聴きたいミュージシャンをタイプしたら、いろいろと出てきます。

この白人のブルーズマンは、10年前から本当に大好きで、スライドギターやブルーズハープも含め、とても素敵です!!


今回見つけた動画では、ホルダーでぶら下げたハープソロからイントロが始まり、荒々しいギターのステディーベースをプレイしていたら、、、
どうやら5弦(A弦)が切れたようです。。。
私らもライブ中に弦が切れることはよくあるのですが、このEのブルーズをプレイする際に、やっぱりAのベース弦は無くてはならないもの・・

Mr.ハモンドは演奏を止め、「Oh,No!!」と叫び、速やかに弦交換に。。。

この弦を取り換える作業も、ローディーに頼るでもなく、ひたすら速やかな作業がこの動画に映し出されていますね。。。

ラジオペンチを片手に、紙袋から弦を取り出す姿がアップで映ってます。

ベテランミュージシャンならではの、速やかなトラブルというか、、作業中もMr.ハモンドは笑みを浮かべながら、弦を交換しています。

準備が整うと、マイクをささっと元に戻し、ホルダーのハープを鳴らしながらチューニング。。。オウディエンスに軽く冗談を浴びせながら、またディープなブルーズの世界に戻してくれます。。。

私も、このようなミュージシャンでありたいと思う次第です。
一人でトラブルに見舞われながらも、難なく元の深い世界に引き戻せるような。。。素晴らしい映像ですね。。。。





April 06, 2009

音の結束

f49f1ed3.JPG昨日日曜日に、片山恵理渋谷三線教室@沖縄居酒屋しまぶくろのメンバーに協力いただき、片山のソロアルバムのある曲にオーバーダビングをしてもらった。楽曲はアップテンポな典型的な沖縄民謡で、片山の唄三線に三板、そして私のアコギとベースが収録されたベーシックトラックの上に、教室メンバーの唄三線とお囃子をダビング。

既に録音済みのベーシックをプロツールスのまんま持ち込み、そこから計7トラックをしまぶくろでダビング。

このような録音は私にとっても初めての経験なので、どんな風になるのか。。。。延べ13人あまりがレコーディングに参加するので、全員分のヘッドフォンがあるわけはなく、モニター環境も、なるだけ被りの少ない方法を模索して、この日に準備してきたのです。

準備はもちろん私だけではなく、教室の生徒さんたちも、毎週土曜のお稽古では用意したベーシックトラックのCDをオケにしながら、思いのほかテンポの速い楽曲に戸惑いながらも、それでもここ2か月あまりで万全の準備をしていただきました。。。。

思いの外、レコーディングは、4人ずつの3グループの三線ダビング、さらには、女性男性に分かれてのコーラスダビング、さらには、エンディングのお囃子パートのダビングを、スピーディーに2時間ほどで終えたのです。。。。

ダビングの度にプレイバックして、みんなに聴いてもらうんですが、その度に楽曲がどんどん盛り上がっていく姿を垣間見て、興奮と感動に包まれた現場の雰囲気がとても最高でした!!

一夜明けて、昼過ぎに浅草の事務所でラフミックスをしてみました。

あらためて、師匠たる片山の分身なのか、生徒のみなさんの唄三線は息の合った結束力のあるグルーヴがあり、さすが、同志たちの音楽というのはこういう形で実を結ぶものなんだと、本当に感服しました。この楽曲はアルバムでもビッグトラックとなることでしょう!!

セッティング録音前に機材をチェックする私。マイクはRODEのコンデンサーマイクを使用。ヤマハのミキサーに接続し、ファンタム電源を供給。さらには、低音をカットすべくEQも録りの段階でいじっています。そこからプロトゥールスへ。

マイクは、4人の三線グループのダビングの際は単一志向モード。その後コーラス録りは双指向、最後のお囃子の録りは、全体の雰囲気(外野の笑い声さえも欲しかった)が欲しく、無指向に設定。全てモノラルでの録音。位相のズレもなく、元々のベーシックトラックに馴染んでくれました。もちろん、すべてのトラックに関わった人たちの音楽性が、とても素晴らしいのはいうまでもありません。。。。




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Profile
bluesman
本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月4日生まれ。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
36歳。
ブルースハーピスト,スライドギタリスト&ベーシスト。

三線と三味線も少々やりますが、専ら販売に従事しております。。。

(株)ブルーズマン・ジャパン代表取締役。
日本や周辺地域のブルーズミュージックの伝播をテーマに、音楽を愛する皆様に、良質で、ホットな音楽アイテムをご紹介していきます。



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