December 2007

December 27, 2007

No.9 紅木長唄

紅木唄2007年3月入手。三味線の何たるかを勉強するために、スタンダードな材質である紅木(コウキ)のもので、そして、基本となる細棹の長唄の三味線をチョイス。東亜楽器製のものです。

これは、もちろん自らも演奏するため、さらには、前述の紅木の三線のように、三味線自体の今後の企画販売の上で、ひとつ手元に資料として置いておきたいというのが考えとしてありまして、そのために購入しました。

しかしながら、全く弾いていないのが現状で、今年度こそはいろいろと自分なりにチャレンジしてみたい楽器であります。茅ヶ崎の民謡居酒屋・山吹の三味線で、新正さんに習ったりしながら勉強してみたいですね。。

三味線のマーケットでは、やはり津軽三味線が圧倒的な人気を誇っていて、私は、それ以外のジャンルについてクローズアップさせたいなあ、と考えています。2年前の夏に、両国の江戸東京博物館で、“東京三味線”という展示会・イベントが開催されているのを見に行ったことがあるのですが、まさに、このネーミングにふさわしいような、江戸・東京の三味線ジャンルをクローズアップさせたいですね。

それは、小唄だったり、新内だったり、あるいは、越中おわら等の、ちょっと粋な感じの、クールな三味線ジャンルといいますか。。。

今年度はここいらあたりも仕事の上でやっていきたいと考えています。

この三味線には、特別に、東さわりを装着してあります。

東サワリ長唄の三味線に東サワリというのは、極めて邪道ということだと思いますが、この三味線ならではの仕組みも含め、三味線らしい三味線をめざしてカズタマイズしています。

December 26, 2007

No.8 MANUEL RODRIGUEZのナイロンギター

ロドリゲス2007年2月購入。ここからは、全て、今年の購入であります。このギターは、ナイロン弦の柔らかな音を、おうちでポロンポロン弾きながら、自分を癒していきたい。。。そんな目的で、やはり御茶ノ水で購入したのが、この楽器です。
ところが、現状、自分を癒すための時間を、持てていない!!

したがって、この楽器、もっとも使用頻度の薄い楽器となっております。。

前述の通り、今まで、この手のガットギタを所有したことがなく、もしも、このナイロン弦の音が欲しい際には、鉄弦をはずして、無理やりナイロンを張っていたこともあり、、、、

意外に、この弦の柔らかさを、宅録でほしがる自分がいたので、使うこともあるだろうともにらんだのですが、現在ではそれほど必要に迫られることがないもんです。。残念なことですが・・・

ただ、最近活動を開始した、私のトリオバンド・ドキドキちんぼーらー東京で、ギターの下鳥と、アコースティックなセッションを考えたとき、彼の要望で、どちらかがナイロン弦を弾くというものありだなあ、と考えており、いずれは、ピックアップも仕込んで、ライブで使用してみたものですね。。。

今進行している、沖縄民謡のプロジェクトでも、コードワークは、こっちもでいいのかもしれません。。本当は、スペインのフラメンコ、ポルトガルのファドなんかの、哀愁系の音楽を勉強したいのですが、なかなか出来ていないのが現状です。。。まあ、あれもこれもというわけにはいかないですね。

目下、リストラ対象にもなりかねない、そういう位置づけの楽器です。。。

December 24, 2007

No.7 Seagull Grand

Seagull2006年3月に入手。それまで、エレアコというものに全く縁がなかった私なのですが、平安さんのライブ現場を経験してきて、やはり、現代のアコースティック現場には、どうしても必要なアイテムなのだなあ、と常々思っているわけです。そんな折、かつての会社の先輩で音楽仲間のH8氏より、安価で譲り受けたわけです。

このギターの特徴は、なんといっても、ボディはものすごく小さく、なおかつショートスケールなのですが、生鳴りの音が大きいことです。これまで、あんまし、調べることもなかったのですが、カナダのこのブランドのアコウスティックギターには、ボディ構造に工夫がしてあるようで、使用されている木材も、トップに厳選されたセダー単板材を使用しているのが、このギターの特徴のようですね。。。

さらに、最近、前述のS.Yairi用にピックアップを探し回って、気づいたことなのですが、このギターのピックアップシステムに、お店でもすすめられたL.R.BaggsのMicro EQが使われていることが決定的なのです。
LRbaggs

非常に、簡素なインターフェイスですが、このPUシステムのおかげで、生鳴りをそのまま再現したようなサウンドが出てくる。たとえば、エレキ用のチューブアンプに繋いでも、そのままの生鳴りの、アコースティックな音。

最近になってこのような予備知識を得たもので、ちょっとこのギターに対する考えを改めようと思っているのです。
というのは、このギター、小ぶりで持ち運びも便利、最近のライブ会場でも、ミキサーにプラグインすればすぐに音が出るので、本当に重宝していたのですが、ひとつだけ、難を言えば、ボディが小ぶりすぎて、なんとなく抱えるのに落ち着かないというのと、見た目があまりにも可愛らしすぎるので、出来れば、昔から使っているS.Yairiにシフトしようとここ数ヶ月間は考えてきたのです。

ところが、このボディ構造と、ピックアップシステムのうんちくを知って、もっと使用方法を考えて、よさを引き出していこうと思いました。

ショートスケールなので、高めのオープンチューニング(オープンAとかE)にしても問題がないので、スライドで、ロバジョンごっこなんかもいいと思いますね。弦もいろいろ試してみようと思います。S.Yairiが年季の入ったまろやかなサウンドなのに対して、このギターは、カラッとしたブライトなサウンドが心地よいです。メロ主体のプレイに向いているのかもしれません。。。

December 18, 2007

No.10 Ibanez AEB10

Ibanezこちらも今年、2007年7月に入手。お得意先である石橋楽器店プレイヤーズゲートに、納品の際に、新古品を購入しました。やはりアコースティックな音楽、特に私が加わるようになった、平安さんやyEllyの沖縄民謡のジャンルにおいては、エレキベースよりもこのエレアコベースの方がアンサンブルに馴染むような気がします。7月の凛音唄会北陸関西ツアーから使用し始め、平安隆&片山恵理の『歌ぬ骨(ウタヌフニ)』では、2曲でこのベースを使用しています。現在の私のメインの楽器といえるでしょう。

この楽器、非常にリーズナブルな価格で、中国製でもあるのですが、フィッシュマンのピックアップシステムが採用されているのと、出力端子がフォーンジャックと、キャノンジャックの2つを装備しているのも特徴。ピックアップシステムには、クロマチックチューナーも内蔵されているので、まさにこの1本とケーブルを持っていけば、あとはPAに直接通せば良質なサウンドが出るという、大変便利なベースです。まさに、現在の私の使用環境にピッタリのベースであります。

接続するミキサーによっては、押弦の際にフレットにこすれる際に、耳障りなノイズが発生するのですが、これも、手元のEQで上手に削ってあげれば問題のない範囲ですね。

駒が高めのものチョイスしたのは、弦高の高い状態で、ウッドベースのように弾きたかったからです。その叩きつけるようなサウンドが出せるようになったらいいと思い、日々のライブで研究しているしだいです。
先日の凛音唄会@島唄楽園でも、所有しているPeavyのコンボアンプで鳴らしたのですが、おそらく相性がいいのでしょう、とてもスイング感のある低音が鳴っていて、平安さんも片山さんも合格点をつけていただきました。

このように考えてみると、楽器というのは、仕事で使用するとなるとやはり自分だけのものではなく、一緒に演奏を共にするメンバー、さらには観にいらっしゃる、聴きにいらっしゃるお客様のために、楽器のチョイスや音作りをしていくという、今までの私になかった領域が見えてきて、とても勉強になっています。このベースは、そういう意味で、仕事のために必要とされて入手したベースといえるでしょう。

No.6 Precision American Deluxe

Amrcn Dxこのベースの入手は2003年。当時、つるんでいた、癒し系吟遊詩人・小松しょうじ君が、ギブソンのチェットアトキンスを買いたいというので、山野の川崎・ギタースポットに行き、彼が、サンバーストかはたまたエボニーか、ギターのカラーで悩んでいる間に、あっけなく衝動買いをしてしまった次第です。。。。

このベース、通常のプレベと違い、アクティブサーキット内臓で、リアにスティングレイのようなPUがマウントされている。
1弦側のボディも通常のプレベよりもえぐられていて、高音域でのプレイヤビリティーが考慮されていて、なおかつ、通常のプレベよりもフレット数が多くなっている。

ボリューム、ピックアップバランサー、さらには、LOとHIのEQコントロールに、MIDのつまみも付いている豪華仕様。電池も9Vの四角いのを2つ使用する、超アクティブなベースであります。

音の印象も、ギラギラした高域が特徴的で、非常にモダンな感じです。スラップを多用する現代的なベーシストに好まれる印象ですね。残念ながら、私は、スラップを全く使わない、というか出来ない(笑)ベーシストでありますので、ピックアップもネック側の本来のプレベタイプをよく使用しています。それでも、やはり、モダンな感じな音です。アクティブタイプのサステインがあるサウンドです。

平安さんのデモテープ制作の際にも、このベースをPODに繋いで、平安さん自らが演奏して録音もしていました。レコーディングで十分使用できるベースとの評価でした。その後、平安&片山の凛音唄会では、私がこのベースを弾きました。ただ、その際に、もう少しアコースティック寄りのサウンドを求めて、フラットワウンドを張ってみたわけです。
このベースは、弦のテンションを、ボディ裏通しか、もしくはブリッジから通すかによって、変えることが出来ます。太いフラットワウンドだと、裏通しして、かなり丸みのある太いサウンドを得ることが出来ますが、その分、サステインは落ちてしまう。そこで、1弦のみラウンドワウンドを張り、しかも、ブリッジから通す。こうすることで、このベースの特徴であるギラギラした高音域を高音弦で生み出し、低音域は、温かみのある太いサウンドを担うという、そういう弦のセッティングにしてあります。

現状、後述するIbanezのエレアコがライブ現場でメインになっているのですが、このベースも、チャンスがあれば使用していきたいなと、考えています。

メイプル指板というのも、実は、とても憧れていたところ。
私にとって、初めてのフェンダーUSAの楽器です。

December 14, 2007

No.5 紅木三線

紅木三線この楽器は、今の仕事にも直結している大事な楽器ですね。三線を売り始めてから既に8年の歳月が流れ始めました。私の中では、山野楽器時代に売っていた入門セットメインの時代と、現在ブルーズマン・ジャパンで仕事としている、平安隆・凛音を代表する、高級なアイテムの販売に乗り出した、今の時代と、2つに分けて考えています。
この三線は2001年頃の入手、まさしく、凛音のプロトタイプとなっています。
05年の創業準備段階で、量産製造出来るメーカーとして、真っ先に浮上したのが、我が社の親会社である三味線メーカーの東亜楽器さんなのです。そのプロダクトのサンプルとして、私が所有していたこの紅木の三線を平安さんにお見せした。ここから、凛音のコンセプトが始まるわけです。

この三線は、東亜楽器さんが三線の製造を開始して間もない頃のものでしょう。糸蔵の部分が、日本の三味線のように、やや長いのです。
この長いのが、三線にはふさわしくないという印象があるようですが、私は、この長い部分が、三味線のメーカーが作った三線という感じがして、とても好きな部分です。

さらには、下の写真のように、、、、

トチ紅木の良質な部分で作られた証である、トチといわれる虎目状の木目がくっきりと浮き上がっている。。棹も重めで、津軽三味線などでは、おそらくん十万、もしくは、もうひとつケタが変わるぐらいの高価な額で取引がなされるであろう、そんな良質な紅木が使用されています。

最近、私自身は三線を弾かなくなりまして、写真のように、糸がはずされている状態です。一時期、教室等で、体験用の三線が不足していたころに、この三線をレンタル備品として使用していました。ですから、ここ数年では、私よりも、多くの方々が、この三線を弾いていたということになります。

皮張りもいろんなところで張ってもらって、現在凛音で起用している職人さんに依頼しているわけです。この三線が、まず、モデルケースとして、幾多の場所で登場してくれました。プレゼンの場だったり、教室の場だったり。。。

今後も、ことあるごとに、私とともに、演奏の場としてよりも、商品の企画開発の場に参考にしていく、そんな存在の楽器なのです。

でも、いつかは、本来の目的である唄三線の世界で弾いてみたいですね。それには、私も入門から始めたい!もっと年齢的に余裕が出てきて、入門したいところです。。。

December 11, 2007

No.1 S.Yairi YD306

S.Yairi

このブログでは、もう何度も登場してくるのがこのギター。
入手は、1993年。
私が初めて手にした楽器が、このアコギなのであります。
ギターを始めるきっかけは、やはり、クラプトンのこのアルバム。

アンプラクド?アコースティック・クラプトン


いまさらながら説明不要な当時話題となったCDであります。
そして、ここに収録されている『Tears In Heaven』を弾きたいと思い、ヤマハのアコギのカタログを御茶ノ水の楽器店街で物色していた時期に、中学時代の友人が、要らないから持って行って・・といとも簡単に入手することが出来たギターであります。
どうやら、その友人の家に当時居候していた医大生が置いていったものらしく、こんな入手のよもやま話から、周囲の友人たちも、けして高価なギターではないはず・・との評価をされていました。

会社に入社して数年経ち、ギターに熟知した先輩のおかげで、このギターが老舗の和製ブランドの、いい時代に製造されたギターであることを知らされ、何度も手放そうと思いながら、一番古いながらも未だに所有している楽器なのであります。

当時、クラプトンの『Tears In Heaven』が、ナイロン弦のギターでプレイされていたため、その影響で、このギターにも無理やりナイロン弦を張っていたこともありましたね。。。

また、入手当時は、ギターの弾き方などまるっきし分かるべくもなく、野球サークルのキャンプイベントに、“鳴り物”として持っていって、禁じられた遊びを酔っ払って弾いている写真が、今も残っています。

このキャンプの時に、ストーンズ好きの後輩に、弾き方を教わり、さらに、彼と、クラプトンやストーンズのライブを見に行ったこともあり、一気に音楽マニアとなっていきました。。。。

近年になって、宅録を始めた際には、簡単なコードプレイを録音したり、膝にのっけて、スライドをプレイしたり、とくにライブ等では使用していなかったのですが、片山恵理のソロライブで、ギターで参加するようになってから、フィッシュマンのピックアップを装着し、数日前にホールでの出演から、本格的な使用を開始しました。。。

私にとっては、もっとも古くに入手していながら、もっとも新しく使用し始めた楽器ということになります。

当時のS.Yairiには、ボディのサイド&バックにハカランダが使用されたものもあり、その類の楽器は、現在高値で取引されているようですが、このギターは、ハカランダは使用されておらず、指板に真っ黒なエボニー材が使用されているのが、唯一の特徴です。。。

ボディに塗られている塗料も、木目にそってクラックが入ったりしていて、いい感じに見た目が枯れてき始めていて、今所有する楽器の中でも、最も愛着があるものといえるでしょう。。。

今後も、使用頻度が増えていく楽器です。


※上記アンダーラインについて訂正です。。。

重大な間違いがあり、このギターがとても高価なものである可能性が出てきましたので、追記させていただきます。

S.Yairiに関する情報というのは、この会社が80年代に倒産しているために、本当に情報が限定されており、ネット上での情報も少ないのも現状なのですが・・・

こちらのサイトにてシリアルや製造年のデータ集積をされており、この私の楽器についても、細かな情報が確定出来ました。

まずは、私のYD-306のシリアルを。
9351

はっきりと、9351とあります。
先ほどのサイトのデータベースですと、77年あたりの製造。

さらに、このサイトにあるとおり、Xブレイシングの側面に製造年月が・・
7705

白い塗料みたいなもの隠れてしまっていますが、77という数字がはっきり見ますね。。。

つまり、このギターは、77年生まれ、今年で30歳。。

この時期のYD-306は、全てが、サイド&バックにハカランダ材を使用しているようです。この事実に、衝撃を受けました。。
ワシント条約対象木材である、ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)です。。。。

サイドバック3P構造のバックに単板のハカランダ材がふんだんに使われているわけです。
このギター、隠れた大物であることを、所有から14年経って、今思い知らされました・・・大切にしたいと思います。。。。



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No.4 Orville EB3

orvilleこのベースを購入したときの感動は、本当によく憶えているんです。たぶん一生忘れないはず。。。
というのは、さきほどのよくわからないまま購入に至ったジャズベースと違い、この頃は、月に何十枚とCDを買い、プレイヤー系の雑誌も読み漁っていた時代で、だんだん、ロックやブルーズのことも解り始めていた。さらには、クリームのジャック・ブルース。この人が私のベースヒーローとなっていくわけで、やはり憧れのヒーローが弾いているベースは、男の子であれば憧れるところなわけです。
そんな折、大学3年のときに、トリオ編成でライブをし、その翌年1995年、われわれは就職活動に勤しみ、さらに内定が出たあたりで、時間が有り余って持て余している時期がありました。私の母校明治大学は、お向かいが楽器店という好ロケーションなので、まあ、毎日のように楽器店に入っては、ベースを見に行っていたのですね。ところが、けして高い買い物は出来ないので、まあ、日本製のコピーモデル、ここいら辺りを狙ってました。

当時、ギブソンの日本版という位置づけだった、Orvilleというブランドは、私が就職することになる山野楽器が総発元となって、日本製のギブソンの公的なコピーモデルを販売していたわけです。

まさに就職直前の私だったわけです、そういうことも実は、就職してから認識したわけで、その瞬間では、なにせ、EB3が欲しい、欲しいと、あちこちの楽器屋さんで眺めていました。。

当時は、グレコでもこのEB-3のコピーが出ていて、ある楽器屋さんでは、黒の左利きモデルをみたのが印象に残っています。ああ、こんな感じで、逆ジミヘン状態もいいなあ、なんて思いつつ、結局購入しなかった。
その数日後に、御茶ノ水の楽器店街から、オーヴィルもグレコも含めて、このSGベースが一斉に姿を消したのを憶えています。おそらく、メーカーの方で、品切れを起こしていたに過ぎないのですが、なにせ、あっという間になくなっていったので、「あれれ、製造中止にでもなったのかな?」てな具合で、やや諦めていたのです。

ところが、ひょんなきっかけがありました。それは、年末ぐらいの時期だったと思いますが、卒論を書かなければいけなくて、その取材で長野に行ったのですね。図書館だの関係各所を周り、その後、時間があったので、長野駅のどのあたりだったかわかりませんが、ビルの2階に、島村楽器があったのです。
その楽器屋さんにふらっと入ると、なんと、このベースがあったんですね!!おう、まだあったんだあ!喜んでしまって、急いで店員さんに、弾かせてもらったのです。試奏で使ったアンプは、この頃ベースマガジン等で広告に載っていた、Warwickのアンプ。このブランドもジャック・ブルースが使っているフレットレスのブランドとして、私は馴染みがあったんです。

弾いたときの印象を忘れられないのですが、フロントピックアップの低音が太いこと太いこと。。。この音が、今でも、私の好みの音として基本になっているのは事実です。これまで弾いていた、フェンダージャパンとはいえ、シングルコイルのジャズベースとは、比べ物にならないくらい太い音でした。

この長野で即購入、卒論の用事もそこそこに、当時新幹線開通前の長野から、L特急あさま号で、大事に持って帰ってきたのを鮮明に覚えています。

写真のように、つまみをわざと違うものに取り替えているのは、ジャック・ブルースの影響です。たしか、ストラトの白いつまみに交換していたのを映像でみたことがあるんです。

その後、一昨年の2005年あるとべんりの4周年のライブまで、徹底してメインのベースであり続けました。実は、会社に入ってすぐに、フロントPUのみのオールドEB-0を入手していますが、フロントだけの低音がモコモコで使いづらく、結局手放してしまいました。この日本製の方が、好みだったのです。さらに、2年前に、本家Gibsonから発売された、SGベースリイシューも、このベースに比べると、なにか物足りなさを感じていました。おとなしい印象の音に満足できなかったのでしょう。。。

スケールもショートスケールという点で、指の短い私に合っているベースでした。

写真では解りませんが、実は、このベースの主たる材、マホガニーは金属との相性が悪いらしく、ブリッジのアンカー部分が浮いてきてしまって、最悪には、弦のテンションで完全に抜けてしまうらしいのです。山野に入って、ギター販売の先輩から聞きました。
私のOrvilleも、1弦側のアンカーがかなり浮いてしまっていて、調整も出来ない状態になっていますが、おそらく、購入してから10年以上経過しているので、これ以上の動きがないようで、なおかつ、それほど現在は弦高調整も必要ないようなので、そのまま使用しています。

最近、入手したGibsonのオールドのEB3の入手により、長年のメインベースとしての地位は退いた感じですが、それでも、音質的は、それほど差異はないと思います。むしろ、長年使用してきたので、音作りも良く心得ていて、扱いやすいのも事実なんです。

しばらく、所有しておきたい、思い出のベースですね・・・

No.3 Jazz Bass Fretless

Jazz bassさて、さきほどのヤマハの黒いベースを携えて、年を越した1994年。フェンダージャパンのこのベースを御茶ノ水の楽器店で購入することになります。先ほどのトリオバンド(マッシュルームっていう名前でした・・・)で、ライブをやることを考えつつ、何かちゃんとしたベースが欲しかったというのもあったわけです。

ところが、この頃の私は、楽器については全くの無知でした。。
というのは、形やブランド、さらには、名前などは全く知らなかったのです。
じゃあ、なぜ、このフェンダージャパンのジャズベースを入手することになったのか?今、この記事を書きながら思い出してみることにしましょう・・・

そう、先ほどのマッシュルームは、トリオでのギターバンドで、クリームの曲をコピーしていたのですが、ドラムの彼は元々アコギ弾きなので、やっぱり、アンプラグドものもやろうということで、ドラムレスで、ギター2本、そして、私のベースという編成もやっていたのです。

そこで、このアンプラグドでも見た目がいけて、なおかつ普通のバンド編成でも使えそうなベース。。ここで重要なのは、この頃の私が、音の良し悪しなどわかるはずもなく、あくまで“見た目”重視の選択でした。。。。

で、どのように考えたかというと、やはりクリームの写真を見たのがきっかけでした。。。
tennisこの写真は別バージョンなのですが、これの白黒で正面から3人が写っているのがあるのですが、これは、“Anyone for tennis”という曲のPVでのカットのようですが、ここでは、クラプトンはアコギ、ジンジャー・ベイカーもコンガを叩いている。
この3人の変則的なアコースティック編成をお手本と捉えたのですね。実は、ジャック・ブルースはいつもの通り、EB3なんですが、この頃は、そんなベースの機種など知る由もなく、このベースの形がうやむやな記憶となって、しかも、色も白黒だから、なんとなくこの形で、しかも色もサンバーストみたいな、そんな感じで選んだのが、このジャズベースなんですね・・・・実にいい加減なもんです。。。

まあ、要は、古臭いルックスのものをと、、、

そんな感じで選んだのです。。。

このベースを購入してスタジオに持っていくと、ドラムの彼は、なんでジャズベにしたの?プレベじゃなくて・・・なんていう会話をしてきたのだけを憶えていますが、実は、その頃の私には、なんのことやらさっぱり解らなかった(笑)

その後、後述のOrville EB3を入手するまでは、このベースでライブもやり遂げて、一生懸命練習したのを憶えていますね・・・

その後、さきほどのヤマハのベースのように、フレットを抜いて。。
このときには、ジャコパスだとかも聴くようになっていて、意図的にフレットレスにしたのを憶えています。。。

こちらの初期の記事に書いていました。。

宅録などで、そのような音が欲しいときに使いましたが、それほど使用した記憶はないですね。学生時代のマッシュルーム時代に2回ライブで使ったきり。。。


今は、メカニック系統がいかれていて、ここを治さなくてはいけません。弦はフラットワウンドを張ってあります。

December 08, 2007

No.2 ヤマハ Rock'n Road Bass

Yamaha R&R bass
さきほどのヤイリの生ギターと同時に、というか、ついでに、中学時代の友人が高校時代に弾いていたこのベースも、持って行ってくれ・・・との一言で所有することになったのが、このヤマハのベース。なので、入手は同じく、1993年であります。
いかにもという感じのロックバンド向けの見た目なのですが、プレベタイプのピックアップと、ジャズベタイプのピックアップが付いていて、さらには、ピックアップバランサーもあったので、案外使いやすいベースでありました。

実は、クラプトンの音楽をくまなく聴くようになって、野球サークルの2人の音楽好きとトリオ編成のバンドをやることになったわけです。ところが、みんなギターをやっていて、私は始めたばかり、一人はアコギのフォーク系、もう一人がMR.BIGなどのコピーバンドをやっていて、とても上手なギタリストだったので、フォークギターの彼がドラムの経験もあり、そして、私は、一番未熟な立場だったがために、ベース担当となりました。

でも、よくよく思い出してみると、このベースがいとも簡単に入手できたために、おそらく、このベースを既に所有していたのが理由で、ベース担当になったのかもしれません。。。よおく、覚えていないのですが。。。

そして、このベースで最初に覚えたのは、クリームの“Sunshine Of Your Love”でした。。。

カラフル・クリーム


あのリフがとても分かりやすいもので、結局、クラプトン好きが講じて、クリームみたいなバンドをやりたく、ギターは無理だから、このベースがたまたま手元にあったから、、、、

それで、私は、ベーシストになったのですね。。。

それ以来、私はベーシストだと思って生きて参りました。

その後、このベースは、やや指板がフラットな感じで弾きにくいと思ったからなのか、後述するジャズベースを購入してすぐにサブベースになってしまいます。
ところが、クラプトンの80年代後半のアルバムのこれ

Journeyman

このアルバムで、自動車のCMにも流れていた、“Bad Love”という曲をさきほどのトリオ編成のバンドでやろうということになって、、、
この曲のベースが、ドロップDチューニングを使用するので、その際に、メインをジャズベで、この曲の時に、このベースを使用したのが、さいしょで最後の使用だったと思います。

その後、興味本位で、フレットを抜いたのです。これは、ジャック・ブルースが近年、フレットレスベースを使っていたから。。。
それだけの理由で、特に、その奏法に興味があったわけでもなく、工作の勉強みたいな感じで、プレイすることはなくなりましたね。。。

でも、私にとってみたら、ベーシストとしてのキャリアのスタートラインに立たせてくれた、貴重な楽器であることを、今、思い知りました・・・

December 02, 2007

ブルーズマンの楽器覚書

久々に、ブログ内の新シリーズです。
表題の通り、ブルーズマンの楽器覚書と題しまして、私の愛用している楽器を、マニアックなうんちくとともに(といっても、そんなに、知らないのですが・・・)、さらに、それぞれの楽器にまつわる、イナたく・ブルージーな思い出話・よもやま話もお伝えしていきたく思います。


※ちなみに、私のメイン楽器である、ブルースハープは、消耗楽器で入れ替わりも激しいので、今回は除外してあります。基本線として、ギター/ベース、そして、三味線/三線を列挙していきます。



ファイルNo. 1  S.Yairi YD306

ファイルNo. 2  ヤマハ Rock'n Road Bass

ファイルNo. 3  Jazz Bass Fretless

ファイルNo. 4  Orville EB3

ファイルNo. 5  紅木三線

ファイルNo. 6  Precision American Deluxe

ファイルNo. 7  Seagull Grand

ファイルNo. 8  MANUEL RODRIGUEZのナイロンギター

ファイルNo. 9  紅木長唄

ファイルNo.10  Ibanez AEB10

ファイルNo.11  フェンダーメキシコStratcaster

ファイルNo.12  Gibson EB3 1969  




December 01, 2007

橋本杜のホール

去る29日。神奈川県橋本の杜のホールで演奏してきました。
今回は、“まどかの会”さんという市民団体さんのイベントに、片山恵理が出演依頼を受け、さらには、ここ橋本で彼女は、山野楽器の音楽教室で唄三線教室の講師をしているので、この教室のPRも兼ね、さらに、彼女が師匠とコラボした新作、『歌ぬ骨(ウタヌフニ)』(このブログでも左側のサイドバー・トップにて販売していますよ!!)の即売も含め、トータルマネジメントしてきたわけです。

そして、私自身も、彼女のサポートメンバーとして演奏してきたんですね。。。

橋本1


今回も、いつものライブ同様に、ハープとベース、そしてギターも演奏してきました。

今回のライブから、かねてよりテストしたかった、S.YAIRI YD-306をフィッシュマンのピックアップで鳴らすというのを実践しました。。。
(詳しくは、こちらのエントリーを


実は、この数日前のリハーサルで、このピックアップのノイズが激しく、、、、


続きを読む

Profile
bluesman
本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
35歳。
ブルースハーピスト&ベーシスト。

三線と三味線も少々やりますが、専ら販売に従事しております。。。

(株)ブルーズマン・ジャパン代表取締役。
日本や周辺地域のブルーズミュージックの伝播をテーマに、音楽を愛する皆様に、良質で、ホットな音楽アイテムをご紹介していきます。



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私がブルーズハープ用として愛用している、真空管アンプです。1ボリューム、1トーンのシンプルなコンパネと、真空管らしい、暖かみのあるドライブサウンドが、とても心地いいですよ!もちろん、本来のギターアンプとしても、使い勝手の良好な、銘器なアンプであります。

【石橋楽器店 WEB SHOPにて販売中】
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わたしの大学時代の先輩、浜田さんのスポーツショップ!!
上井草から徒歩3分です。

奄美の生物学者・前園泰徳
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彼ならではの、奇抜な発想を盛り込んだ、ユニークな図鑑なので、子供だけでなく、大人も楽しめる内容!!是非、お読み下さいね!
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小松しょうじ『歌声ささやくブルー』
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私のご友人で、とても、ブルージーな、イナたいミュージシャン、小松しょうじ(vo&ac.g)。そんな彼の、とても心安らぐ、ミニアルバムがこのCDです。

詳しくは、こちらの投稿をお読み下さい!!

さらに、このCDのタイトル曲、“歌声ささやくブルー”は、こちらのブログでライブバージョンを聴く事が出来ます!!

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