August 09, 2005

小さなブルーズマン。。スティーヴ・マリオットの黒さ!!  5

スモーキン


いやいや、急に管理画面がリニューアルされてしまったので、やや困惑気味での投稿となっております。もっと、事前に言ってくれればいいのになあ。。。ビックリしましたね!!

さあ、ここでは、気を取り直して、久々のブリティッシュレビューと参りましょうか。。この表題のアルバムは、スティーヴ・マリオット(vo&g,harp)が在籍していた、ブリティッシュロックバンド、ハンブル・パイの、おそらく、最高峰との誉れも高い、“Smokin'”というアルバムですね。。

もう、ジャケットも至ってシンプルで、潔い、ロックンロールが聴けそうですね!!素晴らしい。。。

私がこのCDを手にしたきっかけは、確か、レッド・ツェッペリンに興味を持ち始めて、いろいろと音楽誌を読み漁っていた頃のことでした。。。

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いろいろな音楽誌でのお話によると、確か、ジェフ・ベックが発表した自身のグループ、ジェフ・ベック・グループの“Truth”というアルバムでのレコーディングの際に、ベックス・ボレロというインストを収録、、、、、その時のメンバーが、ジミー・ペイジ(g)、ジョン・ポール・ジョーンズ(b)、ニッキー・ホプキンス(p)、そして、The Whoの破天荒野郎、キース・ムーン(ds)という面々に、ジェフ・ベックが加わった、超豪華な面々だったという。

そして、この面々に加えて、ボーカリストとして、Trafficのスティーブ・ウィンウッドか、このスティーブ・マリオットを候補にして、このスーパーグループで、キースが考案した、“鉛の飛行船”というグループ名でツアーを画策していたようだ。。。

残念ながら、この二人のマネージメントサイドからは、それぞれのバンド活動を理由に断られ、さらに、キース・ムーンはWhoとしてのトゥアーに入ってしまう関係で、この企画は無しになったようだ。。。その後、ペイジとジョーンズが、この名前で新バンドを結成するのは周知の通り。。

この時に、ウィンウッドは、私もよく知っているが、スティーブ・マリオットって誰なんだ?というのが、私の率直な疑問として湧いてきましてね。。
それで、別の雑誌で、彼の特集をしていたので興味深く読んでみた。

最初は、スモール・フェイセスというモッズバンドにてデビュー。ベーシストのロニー・レインと共に、とても小さい身長というビジュアルが受けていたのでしょう。その後、そのバンドを脱退、代わりに、スモール・フェイセスには、ロッド・スチュアート(vo)とロン・ウッド(g)が、ジェフ・ベックのバンドから流れて来て、フェイセスと名前を変えるんですね!!
まあ、二人とも、小さくはないですから!!

そして、スティーブ・マリオットはピーター・フランプトン(g)と共にこのハンブル・パイを結成するんですね。。おそらく、ちょうど、このような再編成の時期にあって、先ほどのツェッペリンの話や、ジェフ・ベック・グループ等の入れ替わり等があったのでしょうかねえ?!詳細、時系列についてはわかりませんが、、、、

そして、この“Smokin'”というアルバムは、さらにフランプトンも脱退した後、クレム・クレムソンというギタリストを迎えて、ほぼ、マリオットの独裁バンドとして発売されたアルバムのようですね。。。

この人、とても声が黒いですね!!

ハスキーながらも、高い声を、軽々とがなり立てる!!すごいです!
この黒っぽさは、70年代のロックシーンに入って、相当武器になったはずなんですがねえ。。。彼、相当酒癖&女癖が悪かったらしく、73年頃をピークにシーンから遠ざかり、最後は91年、自宅の火事で亡くなっている。

このCDでは、特に、エディ・コクランの秀逸なカバー“カモン・エヴリバディ”で、重厚なエレキギターによるスローブギに、マリオットの、張り裂かれんばかりの、高音域&ハスキーなボーカルがめちゃくちゃカッコイイ!!この曲を聴いて、鳥肌が立ったのを覚えている!

さらに、8曲目の“I Wonder”では、ある意味、ツェッペリンのファーストアルバムのような、重々しいスローなブルーズナンバー。この曲では、マリオットのプレイによる、アンプリファイドさせたブルーズハープも聴くことが出来る。この人のハープもまた、ツェッペリンのロバート・プラントのような、雰囲気のあるプレイがまたいいですね!!たしか、BBキングとのロンドンセッションでも、生ハープですが、ここでもいいハープを吹いておりました。。次回にまた紹介しますね。

70年代に、ミック・テイラー(g)が抜けたストーンズでは、ギタリストを探していた時期があり、クラプトンや前述のジェフ・ベック、さらにこのスティーヴ・マリオットに白羽の矢が向けられていたようだ。
しかしながら、あっさりとマリオットの線は消えた。なぜなら、彼のボーカル力は、完全に、ミック・ジャガーを喰ってしまうほどの迫力があり、おそらく、ジャガーがそれを懸念したようですね!!結局、さきほど、フェイセスにロッド・スチュアートと共に移った、ロン・ウッドがストーンズに加入することになるんですね。この辺の人間関係も、とても面白い限りですね。

アマゾンのレビューにもある通り、このアルバムがハンブル・パイの最高峰とされている。もっと活躍の場があれば、ひょっとしたら70年代のブリティッシュロック時代において、ツェッペリンやディープ・パープル、さらにストーンズ等に匹敵する強力なロックバンドになっていたかもしれない。



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1. Posted by axis_009    August 10, 2005 23:50
こんばんは。ハンブル・パイをトラックバックさせて頂きました。よろしくお願いします。

マリオットのヴォーカルは強力ですよね。私も好きなヴォーカリストの一人です。(^^♪

>この辺の人間関係も、
小ネタですけど。。。。
ロン・ウッドのお兄さんのアート・ウッドという人はヴォーカリストで"アートウッズ"というR&Bやソウル系の音楽を演奏するグループのリーダーだったんですが、このバンドにはチャーリー・ワッツ、そしてなんと後にディープ・パープルを結成するジョン・ロードも参加してたんですよ。第1期ディープ・パープルの1stアルバムなどで聴かれるR&Bスタイルのオルガンなどはこの頃に培われたものかもしれません。昔、何かの雑誌で読んだきりなんですが、確かシングル何枚かとアルバムも出してるみたいです。
(ご存知だったらすみません。)

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本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月4日生まれ。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
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ブルースハーピスト,スライドギタリスト&ベーシスト。

三線と三味線も少々やりますが、専ら販売に従事しております。。。

(株)ブルーズマン・ジャパン代表取締役。
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