August 28, 2005

映画のオーバードライブをDVDで観た!

昨日、亀戸の蔦屋でレンタルして、昨日このブログでサントラのレビューをした、『オーバードライブ』の映画を観ました。
アマゾンでも探したのですが、どうやら、まだ発売していないのでしょうか?検索に出てきませんでしたね。

いやいや、とても、面白い、コメディタッチの映画で、なおかつ、津軽三味線の魅力も充分に堪能出来る、見応えタップリの映画でしたね。

柏原収史演じる、麻田弦が、バンドのギタリストを突然解雇され、ひょんなきっかけで、下北半島に拉致され、津軽三味線の修行に勤しむという、破天荒な内容でした!!

やはり、この手の映画は、物語のシリアス性よりも、いかに、音楽を取り込んでシーンを展開させて行くかがとても重要であって、そういう意味では、『ナヴィの恋』のような沖縄音楽映画と同じような、破天荒で、なおかつ、三味線音楽がふんだんにフィーチャーされている部分が、観ていて痛快に思いました。

特筆すべきは、新田弘志と新田昌弘親子が、映画全編に渡って、重要な役所をこなしていた事。。。
父親の新田弘志は、アナーキーなメイクに身を包み、呪いにかけるような津軽三味線の音色を十字路で悪魔に魂を売って手に入れたと言う、バチを手に奏でる、アウトローな三味線奏者を。
一方、息子の新田昌弘は、リアルの自らの背景よろしく、津軽三味線の若手のホープとしての役所を充分にこなしています。

二人とも、有名なじょんがら奏者ではありますが、おそらく、このような芝居をするのは、初めてなのでしょうが、とにかく、いい演技をしていて、とても好感が持てました。。。

さて、物語のストーリーだとかは、実際に皆さんには観ていただくのが一番いいと思いますので、この投稿では、音楽的なことを書きましょうね!!

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実際に、この映画、三味線という楽器を、あらゆる場面で、ギターという西洋楽器に絡ませながら、あるいは、関連付けながら物語を演出していますね。先ほどの、新田弘志扮する、悪魔に魂を売った三味線奏者の設定は、伝説的ブルーズマン・ロバート・ジョンソンのエピソードそのものですし、ミッキー・カーチスがタクシー運転手を装って、有望なギタリストを拉致しまくったエピソードでは、エディ・バン・ヘイレンや、ジミー・ペイジの名前も出てきます。

しかも、例のWネックの三味線は、ジミー・ペイジが修行していた時に使用していたという架空の設定に、思わずニンマリしてしまいました。しかも、映画の中では、そのWネックの6弦側の棹は、完全にエレキギターの歪んだ音が出ていましたね!!

このように、津軽三味線とギターを、上手に融合、比較させたり、あるいは、設定のパロディにしてしまうあたりは、この映画をエレキギター、ロックギターを弾く人たちに、三味線の魅力を伝えようとしている意図が伝わってきました。。。私も、とても共感出来るアイデアだと思いますね!!

さらに、このDVD、本編の映画だけでなく、メイキング場面、さらに、初演の記者会見、プロモーションの為の野外でのライブ、、これらのあちこちに、三味線の音楽が導入されていますね。。
プロモーションのライブでは、音楽監督を務めた高橋脩一郎と、主演の柏原収史の三味線のデュオ演奏だったり、木乃下真一や新田親子の演奏、さらには、柏原がレスポールに持ち替え、津軽奏者達とのジャムセッションにも興じている等、とても映画のプロモーションだけではない、盛りだくさんな音楽コンテンツも含まれている。。。

舞台挨拶で、木乃下氏も話していたが、やはり、この映画、津軽三味線という楽器が一人でも多くの人に、カッコイイと思わせたい、そういう願いで製作に取り組んでいたということなので、今後とも、この映画のDVDは、その役割を担う、とても重要なアイテムになって行くことと思います。

私も、まだ、全てのコンテンツを観たわけでないので、じっくり、何度も見返したいと思います。

高橋脩一郎氏のサイトで、DVDの販売をしているようですね。
URLを紹介しておきますね!!
http://www.aoistudio.co.jp/SP/daichi/shop/index.html

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1973年1月。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
35歳。
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