September 02, 2005

Tramp

The Tramp Years


このブルーズマンも私は、本当に、最後の大物というか、天才の一人だと思いますね。。BBキングが、“ブルーズ界の眠れる巨人”と称した人物なんですね。素晴らしい、ブルーズマンです。

ローウェル・フルスンは、確か4、5年前に他界しましたね。残念でなりませんが、非常に多くの佳曲を残し、そして、多くのミュージシャンに愛され、カバーされたことでも有名です。

そんな中、ファンキーな、“Tramp”というタイトル曲を擁し、新たな音楽性を見せ始めたのが、このTrampというアルバム。。写真のジャケットは、この時代の曲も含めた、コンピ盤ですね。。。。

この“Tramp”という曲が実にかっこーいいーー!!

キーはCなんですが、ギターが、C7のコードで、♪ジャっ、、、ジャージャジャってな感じでなんですね。。。
なんというか、ほとんど、弾いた直後に、ミュートしてしまうというか、とてもパーカッシブなコードワークなわけです、、、、、


人気blogランキング



さらに、フルスンの、ラップというか語りというかね・・・
これが、また実に、イナたい!!実に、渋いというか!!
それで、コードチェンジのところから、唄い始めるんですがね。。この歌声が、適度に枯れていて、非常にブルージーなわけです。。なんというか、左とん平の“ヘイユーブルース”みたいな感じですね。。。渋い。。。

ギターソロもフルスンによるものなんですが、これも、なんというか、野暮ったいというか、決して洗練、流暢とはいえない、とても原始的なソロなんです。。この人、ステージでは、ギターのストラップを弾く手側である右肩に掛けて、骸骨マイクで唄ってましたね。。なにかの写真で見たことがあります。。。その時の、面構えも、非常に渋いんですね。。。お腹がドーンで出ていて、微妙なチョビヒゲ。。。それで、前歯がスキッ歯でね!!

しかっめ面の、いい表情で唄っている様でした!!

この、“Tramp”には、他にも、“Black Nights”という名曲が収録。残念ながら、表題のコンピにはないようですね。

ホーンセクションが、♪バッバッバッバッバ 〜 ジャジャジャジャ〜ン
って、スタッカート気味に入ってくるイントロなんですが、この曲も、非常にいろんなブルーズマンにカバーされていますね!!名曲です。。。

このTrampというCDは、98年の年末に、会社の納会前に時間があったので購入したんです。。それで、納会で夜遅くまで飲んで、帰宅。。翌日が確か大晦日だったのですが、二日酔いで喉が渇いていて、それで、遅くまで寝ていていいはずなのに、なぜか、7時過ぎに起きてしまったんですね!!

それで、おもむろに、昨日買って来た、このTrampをコンポに掛けた。。

そしたら、この、フルスンの渋い声の、語り口が、鳴り響くわけです。
この日は、天気が曇天でした。ベランダの外には、ゴミ処理場の煙突が見えていて、確か、モクモクと煙がたなびいていたのを憶えている。。。

曇り空と、煙突からの煙、さらに、二日酔いの気怠い気分・・・・

これらのシーンが、このフルスンの、渋ーい声に見事にマッチングしていて、なんてことない光景だったのですが、よおく、憶えているんですね。。

2曲目以降も、I'm Sinkingっていう曲も、非常に、気怠いシャッフルビートが、この日の朝に鳴り響いていて、とてもマッチングしていたんですね。
私の中では、確か、年末の購入にも関わらず、この年のベストレコードと位置づけました!!

実は、フルスン、このアルバムで大きく儲けることが出来た。大ヒットしたわけですね。。。それで、次のアルバムが、下記の“NOW”っていうんですが・・・このジャケットが面白い!!

11ece6ef.jpg

表題のジャケでは、Tramp(浮浪者)のごとく、ボロボロの衣服に、なぜか両手にオネエチャンを侍らせていますが、、この“NOW”では、白いスーツにキャディラックを控えさせている!!
「大分、儲けさせてもらったぜ!!」といわんばかりの写真ですね!!

しかも、1曲目の“I'm A Drifter”、“Tramp”とほぼ変わらない曲なんですね!!コード進行、唄い回し、さらに、語りも入っているんです。。
非常に酷似した基本進行。。

ところが、こちらでは、豪勢に、トランペットやキーボード等が大勢いるアレンジとなっています。。。ここでも、金持ちになったあたりを、見事に自身でちゃかしているような気がしてならないんですね!!

この辺りを比較して聴いてみると、非常に面白い、そんなアルバムです。

とにもかくにも、このローウェル・フルスン、、多くのミュージシャンからの敬愛を受けたブルーズマンで、クラプトンやプレスリー、さらに、BBキング等も、何曲もカバーしていますからね。。。
“Everyday I have the blues”等は、非常に有名ですね。。知らない人は、BBキングの代表曲だと思っている方も多いことでしょう。実は、私もそうでしたから!!

もっと、いろんなアルバムを聴いてみてもいいかもしれないですね。このブルーズマンについては!




ただいま、人気ブログランキングに参加しております。
この記事が、面白かった、楽しかった、と思っていただいた方は、是非とも、下記をクリックして下さい。
人気blogランキング


トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Profile
bluesman
本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
35歳。
ブルースハーピスト&ベーシスト。

三線と三味線も少々やりますが、専ら販売に従事しております。。。

(株)ブルーズマン・ジャパン代表取締役。
日本や周辺地域のブルーズミュージックの伝播をテーマに、音楽を愛する皆様に、良質で、ホットな音楽アイテムをご紹介していきます。



只今、人気ブログランキングに参加しております。
皆さんにここをクリックしていただくことによってポイントが上がるんです。なので、一日一回ここのワンクリックにご協力下さいませ!

お問い合わせ等はこちらまでお願いします

訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

あし@
おすすめblog
記事の分類はこちら!!
CD・書籍等の紹介について
de1e3540.JPG


当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用して、皆様に膨大な資料から、良質なアイテムをご紹介しております。
詳しくは、こちらをご覧下さい。





くる天
最近の記事
Recent Comments
Recent TrackBacks
BJの音楽商店街!!

Photo_7



弊社ブルーズマン・ジャパンのイナタい、渋い、音楽ショッピングサイト!!
Fender Pro Junior

石橋プロジュニア




私がブルーズハープ用として愛用している、真空管アンプです。1ボリューム、1トーンのシンプルなコンパネと、真空管らしい、暖かみのあるドライブサウンドが、とても心地いいですよ!もちろん、本来のギターアンプとしても、使い勝手の良好な、銘器なアンプであります。

【石橋楽器店 WEB SHOPにて販売中】
※写真をクリックすると販売ページにジャンプします。
High-Five
bcecfddc.gif


わたしの大学時代の先輩、浜田さんのスポーツショップ!!
上井草から徒歩3分です。

奄美の生物学者・前園泰徳
昆虫



高校時代の友人で、現在、奄美大島に在住、日々、奄美の自然に身をおき研究をしている。そんな彼の、新しい昆虫図鑑がこれです!!
彼ならではの、奇抜な発想を盛り込んだ、ユニークな図鑑なので、子供だけでなく、大人も楽しめる内容!!是非、お読み下さいね!
おすすめリンク
小松しょうじ『歌声ささやくブルー』
utagoe


私のご友人で、とても、ブルージーな、イナたいミュージシャン、小松しょうじ(vo&ac.g)。そんな彼の、とても心安らぐ、ミニアルバムがこのCDです。

詳しくは、こちらの投稿をお読み下さい!!

さらに、このCDのタイトル曲、“歌声ささやくブルー”は、こちらのブログでライブバージョンを聴く事が出来ます!!

現在、このCD在庫があり、1,050円(税込)にて販売いたしております。(送料はご相談させて下さいませ!)
お問い合わせは、こちらまでメールを下さいませ。
Archives
QRコード
QRコード
  • livedoor Readerに登録
  • RSS
  • livedoor Blog(ブログ)