January 08, 2006

1月3日〜南京へ

さて、到着の翌日、1月3日は、とても慌ただしい一日となりました。
というのは、なんと、朝の6時に起床、7時には上海駅に行き、ここから、列車で南京に向かうわけです。いよいよ、この日、今回の出張の本題である、南京工場の視察に、南京へと向かいました。年末に、職場で、「南京はめちゃくちゃ寒いですよ〜う!!」なんて、言われていたものですから、とても、厚着をして列車に乗り込みました。
朝早くだというのに、駅の周辺には、まあ、大勢の人々で賑わっていました。しかも、中国人はみなさん、声が大きい!!いやあ、朝から元気であります!
上海から、揚子江沿岸を200キロほど内陸に行ったところに、南京という街はあるわけです。列車も、新幹線ほどではないのですが、ディーゼル機関車で14両ほどの長い列車を牽引していくわりには、速い160キロほどのスピ ードで、約2時間ほどで到着。
間違いなく、この街は寒かった!!

その後、ホテルへ行き、昼食をとった後、タクシーでさらに20キロほど離れた、郊外の工場へと向かいました。

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*続きの文章は、大分下の方にあります!表示にバグが生じているようです。読みづらい状況、大変申し訳ございません。。























































































































この工場が、とても素晴らしい工場でした!!

工場の至る所に、放置された、巨木の数々。。。

こうやって、何年も放置する事によって、木材を自然乾燥させているわけですね。楽器として木材を使う場合、しっかりと乾燥されないと、木目が狂って、変形してしまうリスクがあるんです。やはり、しっかりと乾燥させる事が、とても大事な過程なんですね!!左の写真は、三味線に使う、花林の巨木、右の写真の奥に、ズラズラと並んでいるのが、お箏に使われる、桐材ですね。。。
こちらは、三味線の胴に使用される、花林の木枠。。いっぱい並んでました。
三味線の高級棹である、紅木の粗木。
実際の作業現場。ここでは、三味線の棹の成形。天神(ヘッド)や棹(ネック)と各部品に分けて、効率的な分業が図られていた。

ちなみに、左端の赤い上着の青年は、日本から三味線職人になるべく、もう、2年もこの南京工場で修行しているワタナベ君。もはや、日本の若い職人が、最もストイックに修行を積める場というのは、ここ中国の何もない片田舎の工場が最適なのかもしれない。。。


最も技術の高い職人で、1日半で三味線の棹を完成させるという。
ヘッド(天神)の成形シーン。丁寧に、そして熱心に作業をしていた。まさに、お三味線のお顔部分。
きめの細かい、磨きの作業は、女性職人が大活躍!!
そして、ここで、同行していただいた、敏腕ギター職人/川畑氏の登場。既に2本ばかし仕上がっていた、我々の三線の棹を、自ら修正している場面。川畑氏は平安隆氏のギター/三線の製作の他、マーカス・ミラー等の海外ミュージシャンの来日時に、ギターテクニックとしてもその確かな技術力で仕事をしている。この南京工場のクウォリティーの高さにいたく感動している姿が、とても印象的でした!!

「フルタさん!!この工場なら、どんなに難しいものでも、製造する事が出来ますよ!!とても精度の高い工場ですね。」
その川畑氏の背後で、先ほど、天神を製作していた職人さんが、熱心にライン取りに熱いまなざしを注いでいた。ほんとうにストイックで、真面目な姿に感動しました!!
真ん中に置かれた黒い棹が、今回、平安氏デザイン、川畑氏製作の黒木のプロトタイプの棹。そして、工場長が持っているのが、プロトをもとに、この南京工場で製作された、紅木の棹。ラインの修正を、川畑氏から指示してもらい、棹製造については、全くもって申し分のない、高品質な楽器が期待出来る!!
5,6年前、私が働いていた通販市場で、中国製品について、その品質管理にはとても苦労した経験があるが、もはや、それは、中国モノだからという理由は、過去のものとなりました。

こうして、目の前で、黙々と高品位な三味線を製造している職人の姿を見て、これからは、こういう現場の皆さんとの連携で、販売営業の糧に出来るし、なにより、間違いのない製造現場に出逢えた事に、ただただ、感動をしました!!敏腕職人/川畑氏のお墨付きもいただき、今後とも末長いお付き合いを、切望したのでした!!

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本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
35歳。
ブルースハーピスト&ベーシスト。

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