July 26, 2006
動くサニー・ボーイに感動した!
American Folk Blues Festival 1962-1966 Vol.1さて、久々に、アマゾンでブルーズのレヴューを書きたいと思います。
最近、めっきり、CDshopに足を運ばなくなってしまっている。時間がないのもそうだし、なんとなく、自ら、なにかに耳を傾けるという行動にでなくなっているのも事実なんですが、もっともっと、先人達の偉大なる音源に耳を傾けて、音楽の勉強は絶え間なくしていかなくてはと、つくづく思っている次第です。
さて、今日の紹介するのは、CDではなくDVDです。
実は、このDVDは、昨今仕事を共にする、平安隆氏の自宅にあったもので、貴重な60年代の、ブルーズマン達の動く姿を、しっかりと観ることが出来る、そんな貴重なディスクなので、紹介しておきましょう!!
この頃のブルーズブームは世界的なものだったと聞いてはいますが、もっとも、ブルーズの本来の現場であるアメリカ南部での生活風景を、ステージセットにして、それをオムニバス形式で、各ブルーズマン達がリレーしていくという、ある意味、ミュージカルなようでもあり、博物館的な演出でもあり、面白い試みでもあるのですが、やや不自然な演出ともみてとれない・・・
でも、この映像を見て、案外、ブルーズミュージックというのが、本来の野性的なエンタテインメント(これは、洗練されていないという意味での・・・)から昇華されて、この60年代には、見事なポピュラリズムを伴ったエンターテインンメントなのだとということが認識される。
このわざとらしいステージセットに、あたかも役者のように出演している、Tボーン・ウォーカー(g,vo)や、ソニー・テリー(harp)等も、なかなかの演技をみせているなあと思いました。。。。
思えば、ブルーズをほとんどネイティブな音楽として、勝手に認識しているような、飾り気のないような音楽として、勝手に認識しすぎていた、私の先入観は、間違いだったことに気付くわけですね・・・しっかりと、練りに練られた芸術として、ブルーズという音楽が、この映像に存在していました!!
しかしながら、このDVDに出演する、、、、、
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ブルーズマン達の演奏、歌唱は素晴らしいものがあり、度肝を抜かれるわけです!!
1曲目に、南部の片田舎をイメージした、農家の軒下で、傍らにはロッキングチェアでただひたすら編み物をする御婦人をフィーチャーしながら、ハコモノのエレキで、ゆったりとシャッフルする、Tボーン・ウォーカーのプレイや、2曲目には、そのTボーンのイントロダクションから、隣の家に移り、ダンスパーティーで、時に奇声を発しながら、激しくトレインピースを吹きまくる、ソニー・テリーの姿・・・・
その後、都会の道ばたで、バスキングしている風で演奏する、ビッグ・ウォルター・ホートン(harp)がいたり、いよいよ、ステージ上でのプレイも各ブルーズマンが繰り広げる場面があったり。。。。。
なにやら、ブルーズの現場が、南部の生活に根ざしたところから、シカゴの都会に移り、そして、しっかりとした会場でのショウになっていく、そのショウとしての歴史をパッケージしているような、そんな演出であります。
舞台がステージに移ると、シカゴブルーズの面々が登場!!
オーティス・ラッシュ(vo,g)の「ウェーーーーーーール♪」という突き抜けた唄から始まるスローブルーズ、“I Can't Quit You Baby”、そして、このオーティス・ラッシュをバックにまわして、“Hoodooman blues”を歌うジュニア・ウェルズ(vo,harp)。
そして、徐々に、ベテラン勢、大御所勢の登場。
なんといっても、サニー・ボーイ・ウィリアムスン(vo,harp)のパフォーマンスは見事だった!!ヤギのようなあご髭。時間が止まってしまったかのような、ゆったりとした語り口。そして、魔法をかけたかのような、生ハーモニカの音。
動くサニー・ボーイにただただ感動するのみです!!
この時の彼は、すでに、60歳を超えていたことでしょう。。。しかも、肩幅も身長も、めちゃくちゃデカイ!深い二重まぶた、その奥に見える、世の中を見透かしたような瞳に、達観したなにかを見てとれました・・・
そして、最後に、このサニー・ボーイもバックにまわして、(先輩なのにね・・)シカゴのキング、マディー・ウォーターズが登場!この映像では、ギターを持つことがなかったが、ポマードで固められた、橋本龍太郎のようなリーゼントヘアに、カッチリとしたスーツ姿。。。。
“ガット・マイ・モジョ〜”での熱唱ぶり・・・曲のはじめの方では、ほとんど、鼻から抜けるような、ウィスパリングを披露しながらも、終盤でのヒートアップしたところで、ホッペタをブルブル奮わせながら熱唱する姿!!
素晴らしい映像ですね!これは!
今まで、音源オンリーで、あんましブルーズの映像は見た事なかったのですが、これから、いろいろと物色してみたいと思います。
やはり、リトル・ウォルターや、マジック・サム等の、夭逝したブルーズマン達の動く姿を、観てみたいですよね!!
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1曲目に、南部の片田舎をイメージした、農家の軒下で、傍らにはロッキングチェアでただひたすら編み物をする御婦人をフィーチャーしながら、ハコモノのエレキで、ゆったりとシャッフルする、Tボーン・ウォーカーのプレイや、2曲目には、そのTボーンのイントロダクションから、隣の家に移り、ダンスパーティーで、時に奇声を発しながら、激しくトレインピースを吹きまくる、ソニー・テリーの姿・・・・
その後、都会の道ばたで、バスキングしている風で演奏する、ビッグ・ウォルター・ホートン(harp)がいたり、いよいよ、ステージ上でのプレイも各ブルーズマンが繰り広げる場面があったり。。。。。
なにやら、ブルーズの現場が、南部の生活に根ざしたところから、シカゴの都会に移り、そして、しっかりとした会場でのショウになっていく、そのショウとしての歴史をパッケージしているような、そんな演出であります。
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オーティス・ラッシュ(vo,g)の「ウェーーーーーーール♪」という突き抜けた唄から始まるスローブルーズ、“I Can't Quit You Baby”、そして、このオーティス・ラッシュをバックにまわして、“Hoodooman blues”を歌うジュニア・ウェルズ(vo,harp)。
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なんといっても、サニー・ボーイ・ウィリアムスン(vo,harp)のパフォーマンスは見事だった!!ヤギのようなあご髭。時間が止まってしまったかのような、ゆったりとした語り口。そして、魔法をかけたかのような、生ハーモニカの音。
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この時の彼は、すでに、60歳を超えていたことでしょう。。。しかも、肩幅も身長も、めちゃくちゃデカイ!深い二重まぶた、その奥に見える、世の中を見透かしたような瞳に、達観したなにかを見てとれました・・・
そして、最後に、このサニー・ボーイもバックにまわして、(先輩なのにね・・)シカゴのキング、マディー・ウォーターズが登場!この映像では、ギターを持つことがなかったが、ポマードで固められた、橋本龍太郎のようなリーゼントヘアに、カッチリとしたスーツ姿。。。。
“ガット・マイ・モジョ〜”での熱唱ぶり・・・曲のはじめの方では、ほとんど、鼻から抜けるような、ウィスパリングを披露しながらも、終盤でのヒートアップしたところで、ホッペタをブルブル奮わせながら熱唱する姿!!
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