January 03, 2007

ウーゴ・ディアスのタンゴ作品

Tangos

連続レビューしてみましょう。
お次は、ウーゴ・ディアスのハーモニカ作品。
この人のCDは、レコード屋さんに行っても、なんとなくコンピレーションものしか販売されていないことが多く、なにか、ひとつのテーマに沿ったアルバムが欲しいなあと思っていたのですが、このCDは、カルロス・ガルデルの楽曲をウーゴがプレイしているというもので、聴いてみることにしました。

ガルデルという名前は、私は、ついぞ10年ほど前、大手レコード販売店の時代に、通販でタンゴのボックスセットを販売しようと企画していたことがあり、その時に、ピアソラ等の名前と共に、必ず出てくる、タンゴ界のレジェンドなわけです。

しかしながら、以前に聴いた、ウーゴのコンピレーション2枚組みと同様に、この人の、唯一無二なハーモニカプレイは、このアルバムでも冴え渡っている!!




激しいフレイジングや、クロマチックとは思えない、パタパタ鳴っているリードの音だったり、荒々しい息づかいが随所に録音されていたり・・・
とても生々しいプレイスタイルを目の当たりにすることになります。

おそらくですが、楽曲の中で、ウーゴ自身は、ほぼ即興でプレイしているのでしょうが、それにしても、激しいフレイジングの動きを聴いていると、瞬時に頭の中に閃く音を、そのまま具現化させていることが、とても奇跡的だし、鬼才と呼ばれる所以なのでしょう。。。。。

オクターブ奏法が随所に散りばめられるあたりは、ものすごくテクニシャンなのでしょうが、そんなことすらも感じさせないほど、荒々しい、激しいパッションが感じられるプレイであります。

私は、クロマチックハーモニカという楽器は、ブルースハープに比べると、とてもやっつけることの出来ない、難しい楽器だと認識しています。
ハープに比べると、自由になれないといいますか、どこか、頭の中で、自分の出している音を考えていないといけない、そんな楽器に、私にとっては思えるので、全く取り組んでいないのですが、、、、

そんなことも感じさせることも無く、縦横無尽に吹きまくる、ウーゴ・ディアスの音楽は、とても繊細に音を操りながらも、感情をむき出しにしている感じがして、こんな風にハーモニカを吹けたらなあと、考え込んでしまうわけなんですね。。。。

今年こそ、クロマチックを研究したいし、自由に操りたいなあと、思うところであります。。。






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東京・浅草/三線・三味線
あやはびる堂
Profile
bluesman
本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月4日生まれ。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
36歳。
ブルースハーピスト,スライドギタリスト&ベーシスト。

三線と三味線も少々やりますが、専ら販売に従事しております。。。

(株)ブルーズマン・ジャパン代表取締役。
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