August 07, 2007

紅木(コウキ)最強説。。。。

efc4055b.JPGご無沙汰しております。ブルーズマンです。
7月は、平安隆&片山恵理の凛音唄会ツアー第2弾などもあり、ばたばたとあちこちをかけずり回っていました。。。

この夏に入って、弊社の三線、三味線の売り上げも、やや順調に推移していて、みなさん、三線を手にして、沖縄の雰囲気に浸る方が、大勢いらっしゃるのは、本当にうれしい限りですね!!

さて、そんな中、最近、平安隆プロデュースの凛音も、多くの方が手になさるようになりました。紫檀製、紅木製の2種類の棹のうち、ここのところ、紅木(コウキ)のものがよく好まれています。。。
価格は、もちろん、紫檀に比べて高価なものなのですが、みなさん、弾き比べて、おっしゃるのは、やはり、音の良さに他なりません・・・・

最近、このように、皆さんの購買現場にお邪魔させていただいて、あらためて、三線や三味線の棹について、その材質について、深い考察を巡らせているのですが、やはり、この紅木(コウキ)という材質には、本当に魅了されています。

今回のエントリーでは、この件について、ちょっとお話ししてみましょう・・・

この紅木という木材は、三味線に使用されるようになってから、、、、、、



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それほど歴史的には経過していない、新しい木材なのだそうです。
このお話しは、実は、このブログでもお馴染み、マルチ三味線ニストの新正達志氏より私は初めて聞いたのですが。。。。

新正さんの話によると、30年ほど前に、それまで三味線の最高級材は紫檀だったのが、彗星のごとく現れたのが、この紅木で作られた三味線だったと言われている。木材の特質としては、色は文字通り、赤みがかった色で、切り出したときに出てくる粉末は、見事な夕焼け色。木目がぎっしりと詰まっていて、虎目のような木目(トチと言われ重宝される)が出ることもある。

見た目の豪華さと、楽器としての木材の良質さが備わって、一気に三味線に使われる木材としては、紫檀にとって変わる、高級材として重宝されようになる・・・・

実は2年前の夏頃、平安さんと、凛音の企画を煮詰めていた頃、最初に、この紅木にて三線の製造を試みようとしていたとき、賛否両論があったのも事実。

三線の柔らかい音色が表現できないのではというクエスチョンが持ち上がった。紅木という材は、堅いので、キンキンした音になってしまうのでは、、と。

このようないきさつもあり、現状の紫檀&紅木の2ラインナップにした。。。

この2種の棹も、それぞれの特性が出ていて、結果的に良かったと思ってます。紫檀は、より三線らしい柔らかな音。紅木は凛音の名に相応しい、冴えのある、高音が持ち味ですね・・・・

そんな中、楽器として音質も含め、品質管理の面からも、いろいろと検証を行っていくと、紅木という材質の素晴らしさを、最近とみに実感するようになりました。
まず、この木材、反ったりねじ曲がったり、あるいはクラックのような傷が、全く出ない。そして、開放弦ではじくと、棹が、ブーーンと震えているのがわかる。。。真正面に向けて、音が出ていくのを実感できるわけです。

音質も、個体差なく、安定した音色を実現している。
三線という楽器には、なかなか好まれなかったのかもしれませんが、あらためて、この楽器をリリースして良かったなあと、実感しています。
また、お買いあげいただいた皆様にも、本当に、この楽器の良さを実感していただいて、感動の言葉をいただいて。。。。うれしい限りですね!!!

ちなみに、平安さんがライブ&レコーディングで使用しているのは、紫檀のタイプ。平安さんの腕になれば、紫檀の凛音でも、ピーンとした艶のある音を弾くことができる。。。。やはり、楽器は、使用される材質ではなく、弾き手の技量が、一番左右するというのは、皆さんご承知の通りであります。。。
また、製造元の東亜楽器さんによれば、たとえば、津軽三味線にしても、時折、紅木の三味線よりも、紫檀の“柔らかな音”にこだわりをもっている方もいらっしゃると聞きます。
なるほど、やはり、楽器は、それぞれの求める音によって、使用する材質をセレクトすることも重要。

私も今後は、この紫檀材についても、深く追求していけたらなあと、考えております。。。。


表題の写真は、私が現在保有している、三線と三味線。どちらも紅木製ですね。。。




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本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
35歳。
ブルースハーピスト&ベーシスト。

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