December 11, 2007

No.1 S.Yairi YD306

S.Yairi

このブログでは、もう何度も登場してくるのがこのギター。
入手は、1993年。
私が初めて手にした楽器が、このアコギなのであります。
ギターを始めるきっかけは、やはり、クラプトンのこのアルバム。

アンプラクド?アコースティック・クラプトン


いまさらながら説明不要な当時話題となったCDであります。
そして、ここに収録されている『Tears In Heaven』を弾きたいと思い、ヤマハのアコギのカタログを御茶ノ水の楽器店街で物色していた時期に、中学時代の友人が、要らないから持って行って・・といとも簡単に入手することが出来たギターであります。
どうやら、その友人の家に当時居候していた医大生が置いていったものらしく、こんな入手のよもやま話から、周囲の友人たちも、けして高価なギターではないはず・・との評価をされていました。

会社に入社して数年経ち、ギターに熟知した先輩のおかげで、このギターが老舗の和製ブランドの、いい時代に製造されたギターであることを知らされ、何度も手放そうと思いながら、一番古いながらも未だに所有している楽器なのであります。

当時、クラプトンの『Tears In Heaven』が、ナイロン弦のギターでプレイされていたため、その影響で、このギターにも無理やりナイロン弦を張っていたこともありましたね。。。

また、入手当時は、ギターの弾き方などまるっきし分かるべくもなく、野球サークルのキャンプイベントに、“鳴り物”として持っていって、禁じられた遊びを酔っ払って弾いている写真が、今も残っています。

このキャンプの時に、ストーンズ好きの後輩に、弾き方を教わり、さらに、彼と、クラプトンやストーンズのライブを見に行ったこともあり、一気に音楽マニアとなっていきました。。。。

近年になって、宅録を始めた際には、簡単なコードプレイを録音したり、膝にのっけて、スライドをプレイしたり、とくにライブ等では使用していなかったのですが、片山恵理のソロライブで、ギターで参加するようになってから、フィッシュマンのピックアップを装着し、数日前にホールでの出演から、本格的な使用を開始しました。。。

私にとっては、もっとも古くに入手していながら、もっとも新しく使用し始めた楽器ということになります。

当時のS.Yairiには、ボディのサイド&バックにハカランダが使用されたものもあり、その類の楽器は、現在高値で取引されているようですが、このギターは、ハカランダは使用されておらず、指板に真っ黒なエボニー材が使用されているのが、唯一の特徴です。。。

ボディに塗られている塗料も、木目にそってクラックが入ったりしていて、いい感じに見た目が枯れてき始めていて、今所有する楽器の中でも、最も愛着があるものといえるでしょう。。。

今後も、使用頻度が増えていく楽器です。


※上記アンダーラインについて訂正です。。。

重大な間違いがあり、このギターがとても高価なものである可能性が出てきましたので、追記させていただきます。

S.Yairiに関する情報というのは、この会社が80年代に倒産しているために、本当に情報が限定されており、ネット上での情報も少ないのも現状なのですが・・・

こちらのサイトにてシリアルや製造年のデータ集積をされており、この私の楽器についても、細かな情報が確定出来ました。

まずは、私のYD-306のシリアルを。
9351

はっきりと、9351とあります。
先ほどのサイトのデータベースですと、77年あたりの製造。

さらに、このサイトにあるとおり、Xブレイシングの側面に製造年月が・・
7705

白い塗料みたいなもの隠れてしまっていますが、77という数字がはっきり見ますね。。。

つまり、このギターは、77年生まれ、今年で30歳。。

この時期のYD-306は、全てが、サイド&バックにハカランダ材を使用しているようです。この事実に、衝撃を受けました。。
ワシント条約対象木材である、ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)です。。。。

サイドバック3P構造のバックに単板のハカランダ材がふんだんに使われているわけです。
このギター、隠れた大物であることを、所有から14年経って、今思い知らされました・・・大切にしたいと思います。。。。



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本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月。千葉県松戸市出身。
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