May 06, 2009

シャッフルについて

またまた久しぶりの更新となりました。
近頃は、片山のライブも週一のペースがここ何ヶ月間か続いていて、いろんなお客さんに囲まれて音楽を演奏する機会に恵まれて、とても光栄で幸せこのうえない日々を送っております。

ライブは、2部構成が多く、前半後半それぞれ40分〜60分をこなしていて、計2時間近く演奏をしています。私は、アコースティックギターとベースギターを交互に持ちかえながら、スロウな曲やテンポのある曲等をバッキングしているのです。

もう4年ほど前ですが、平井のあるとべんりの周年記念ライブにベーシストとして出演するためにリハーサルや個人での練習に追われていた日々がありました。この時に、運指側(左手)の小指が腱鞘炎になってしまい、痛みとともに動きが円滑でなくなってしまた事がありました。あれから年月が過ぎ、あの時よりも演奏する機会は増えているものの、フィンガリング側の手指が痛むことはなくなりました。これはおそらく、フィンガリングはあの頃よりも複雑ではないのだと思います。

実は、最近は、ピッキング側(右手)の肘や腕などの筋が慢性的に張るようになりました。時折鈍痛も伴っています。

この原因は、明らかに沖縄民謡の独特のリズムで、カチャーシー等に頻出する早弾きと呼ばれる曲でのバッキングだと思います。
これは、いわゆる3連中抜きのいわゆるシャッフルというリズムに近いもので、私ももともとブルーズミュージックを主に演奏してきたので、この音楽要素をマッチングさせるのにはとても好都合だったわけです。

しかしながら、デルタブルース等のシャッフル(しばしばウォーキングベースと呼ばれますね)に比べると、唐船どーい等のカチャーシー定番曲のシャッフルは明らかにテンポが速いと思います。

このテンポの速さに、私自身がまだ耐久できていないということでしょうか。今日のエントリーではこのシャッフルについて書いてみようと思います。

人気ブログランキングにもクリックして下さい!!

私がまず、ブルースのシャッフルをしかと認識したのは大学時代にバンド活動を始めた頃でした。当時クラプトンの有名なグラミーアルバムのこれ↓


Eric Clapton: From the Album Eric Clapton Unplugged
Eric Clapton: From the Album Eric Clapton Unplugged
クチコミを見る


このアルバムまるまるのバンド譜で、2曲目のBefore you accuse meという曲のギタータブ譜で、、、、、、



6弦の開放と5弦の2f、4fを交互に弾くいわゆるボトムリフを理解した時に、ブルースミュージックの構造みたいなものに初めて触れた瞬間でした。同時に、コードチェンジしてAに行った時に、5弦にまんま降りて、4弦の2f、4fを交互に弾く。この合理的でありながら独特の、ガッカガッカガッカガッカと鳴らしていくグルーヴ感に感動したのを憶えています。

このときは、“シャッフル”という言葉は知らなかったのですが、この独特のリズム感、グルーヴ感に心を揺さぶられ、一気にブルーズ道にのめり込んでいきました。その後、自分はベーシストだったので、ブルースのベースプレイにおいても、同様にこのシャッフル感を、古のブルーズマンたちのCDを聴きながら、学んでいきました。

その後、ブルースギターの教則本のこれ↓
図解 ブルースギターの常套句 (Professional Technique Workshop)
図解 ブルースギターの常套句 (Professional Technique Workshop)
クチコミを見る


この教本でも、やはりこのボトムリフのことが書かれていて、ブルースミュージックでは王道中のマストフレーズという事で、書かれています。

ちなみにシャッフルという言葉を私自身が認識し始めたのは、クラプトンの70年代のライブボックスのこれ↓
Crossroads 2: Live In The Seventies
Crossroads 2: Live In The Seventies
クチコミを見る



4枚目の6曲目、ロバジョンの Kind Hearted Woman Bluesを演奏する前のMCで、「Robert Johnson's shuffle」と説明していたのでした。

さて、私はもともとベースで例えばマイナースケール系のシャッフルを演奏する際、親指にサムピック(指輪形のピック)を付けて、1音目をダウンピッキングして直後に弦の揺れをピックで止めてミュート。そして2音目を止めたピックでそのままダウンピッキングして弾くというスタイルに行き着きました。

10年ほどこのスタイルで演奏していたのですが、最近はベースでサムピックをあんまし使わなくなった。ベースプレイの王道の通り、人差し&中指の2本で演奏するようになりました。この場合も、中指から1音目を弾いて、直後に人差し指でミュートし、2音目を弦に引っかけた人差し指で鳴らしていくというスタイルです。

これが、ギターでシャッフルを演奏する場合、例の低音弦でのボトムリフでは、やはりサムピックで6&5弦をダウンピッキングした直後、ピックではなく右手の側面で素早く弦をミュートさせ、さらにその直後、2音目をダウンピキングする。これは、ギターでのボトムリフの場合、2本の弦をほぼ同時に鳴らさなくてはならないので、このような動きを無意識のうちにやっているのだと思います。もちろん、このプレイスタイルは別段私自身の独特なものではなく、古のブルーズマンもこのように弾いていますね。

アーバンスタイルのブルーズでは、ギターも先ほどのベースでのスタイルと同じように、マイナースケールでのシャッフルでは単音弦でユニゾンで鳴らすスタイルも王道中の王道です。

また、このシャッフルビートは、ややルーズでテンポが速くなることにより、ブギウギになったり、ストレートな跳ねの無いロックンロールビートになったり、いわゆるポピュラー音楽の基となっている要素であることは間違いないのでしょう。

さて、今回、私が沖縄民謡の早弾きのバッキングに、デルタスタイルに近いボトムリフを付けたりするのですが、このテンポが早く、右手に極端な負担が掛ったようなのです。ガッガガッガガッガガッガとほとんどダウンピキングを繰り返しつつ、間にミュートのための動作も入るので、1回の“ガッガ”で親指を2回に小指を1回ギターに押しつけているわけなので、結構な運動量なのでしょう。

右手、右腕がくたびれるわけですね。。。。

先ほども言ったとおり、デルタスタイルのシャッフルに比べると、カチャーシーの方がテンポが速いというのが私の実感です。

これを、まあ、悪い言い方をすれば、“サボる”とすれば、カチャーシーのアフタービートを強調して、シャッフルの1音目=“ガッガ”の最初の“ガ”をなくし、ッガ ッガ ッガ ッガと裏打ちすればいいのかもしれませんが、、、、これは、スカとかレゲエのリズムに近くなりますが。。。

これだとあんまし面白くないので、しばらくはガッガガッガガッガガッガで追いかけていこうと思っております。

とにかく反復練習が大事なのでしょう。自宅で、一人、このワンフレーズをひたすら長時間繰り返す。。。。

だんだんこういう練習がとても重要なことだと思うようになりました。体力をつけるということもプレイヤーにはとても重要な事ですね。

非常に単純ながらも、根気とセンスが問われるこのシャッフル。
ほんとうに深いです。。。。



人気ブログランキングにもクリックして下さい!!

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
東京・浅草/三線・三味線
あやはびる堂
記事検索
livedoor プロフィール
Profile
bluesman
本名・古田将幸(ふるた まさゆき)
1973年1月4日生まれ。千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山出身。
36歳。
ブルースハーピスト,スライドギタリスト&ベーシスト。

三線と三味線も少々やりますが、専ら販売に従事しております。。。

(株)ブルーズマン・ジャパン代表取締役。
日本や周辺地域のブルーズミュージックの伝播をテーマに、音楽を愛する皆様に、良質で、ホットな音楽アイテムをご紹介していきます。



只今、人気ブログランキングに参加しております。
皆さんにここをクリックしていただくことによってポイントが上がるんです。なので、一日一回ここのワンクリックにご協力下さいませ!

お問い合わせ等はこちらまでお願いします

CD・書籍等の紹介について
de1e3540.JPG


当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用して、皆様に膨大な資料から、良質なアイテムをご紹介しております。
詳しくは、こちらをご覧下さい。





あし@
  • livedoor Readerに登録
  • RSS
  • livedoor Blog(ブログ)